【米国】ウォルマート、合成着色料など30種類排除へ 称賛の声

米国小売り大手のウォルマートは10月1日、プライベートブランド食品から合成着色料や保存料、甘味料など30種類の成分を排除すると発表した。商品展開は数カ月以内に開始し、2027年1月までに全商品での実施を完了させる予定だ。ジョン・ファーナーCEOは「消費者からは、よりシンプルで馴染みのある材料を使用した製品を求める声が寄せられている」と述べており、今回の取り組みは変化する消費者ニーズに応えるものだとコメントしている。

これを受けて、消費者団体のコンシューマー・リポートは「一部の食品メーカーが段階的な対策を発表してきたことを踏まえると、ウォルマートのこの取り組みは大胆な宣言であり、加工食品に表示された膨大な化学物質リストに対して警戒心を強める消費者心理に応えるものだ」と称賛した。また、他の企業にも追随を促した。

ウォルマートは、すでにPB食品から11種類の合成着色料を排除しているが、今回新たに30種類の成分を除外する方針。同社の最新調査によると、食品の成分表示について、消費者の62%がより高い透明性を求めており、54%が原材料を確認していると回答している。同社は「PB食品の製造事業者と協力し、消費者が期待する美味しさと価格を維持しながら、成分の調整や天然の代替原料の調達を進めていく」としている。

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