トヨタ「カローラ スポーツ」、予防安全性能で最高得点

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施している2018年前期自動車アセスメントで、トヨタ「カローラ スポーツ」が予防安全性能評価の最高得点を獲得した。今年度から新たに追加した「対歩行者被害軽減ブレーキ(夜間街灯あり)」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」では共に満点の評価を得た。同車には最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されている。

トヨタ「カローラ スポーツ」

自動車アセスメント予防安全性能評価で最高得点を獲得したトヨタ「カローラ スポーツ」

18年前期自動車アセスメントでは、10車種を対象に予防安全性能を評価した。そのうち6車種が最高評価の「ASV+++」を獲得、このうちトヨタ「カローラ スポーツ」が126満点中122.4点で最高得点となった。同車は今年度に新たに追加された「対歩行者被害軽減ブレーキ(夜間街灯あり)」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」に加え、「車線逸脱抑制」や「後方視界情報」などの試験項目でも満点を得ていた。

同車は今年1月から、夜間の歩行者に対応した「プリクラッシュセーフティ」など複数の予防安全機能をパッケージ化した「Toyota Safety Sense」を導入。さらにガラスや壁などの静止物を検知して衝突被害を軽減させる「インテリジェントクリアランスソナー」を搭載し、歩行者やドライバー・乗員に対する安全性能を向上させている。

「ASV+++」を獲得した残る5車種は、高得点順に▽スバル「フォレスター」(122.3点)▽ホンダ「N-VAN」(120.6点)▽マツダ「アテンザ」(113.3点)▽スズキ「ソリオ/ソリオ バンディット」と三菱「デリカD:2/デリカD:2 カスタム」(111.1点)▽三菱「eKスペースカスタム/eKスペース」と日産「デイズ ルークス ハイウェイスター/デイズ ルークス」(93.2点)。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  2. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  3. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  4. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  5. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る