電気ポットの商品改善を提言 やけど事故防止へ都に報告書🔓

電気ポットによる子どものやけど事故が相次いでいる問題で、事業者や消費者団体などで作る「東京都商品等安全対策協議会」(会長・越山健彦千葉工業大学教授)は2月14日、さらなる商品改善や消費者啓発などを求める報告書をまとめた。メーカーに対し、製品の転倒防止対策や引っかかりにくいコードの開発などを提言。国や東京都、消費者団体などには消費者への実効性のある注意喚起を求めた。

東京都商品等安全対策協議会

東京都の吉村幸子消費生活部長に電気ポットの安全対策報告書を手渡す越山健彦会長(写真左)(14日、東京都庁にて)

都は同日、電気ポットの設置場所の工夫や内蓋パッキンの点検・交換などを消費者に呼びかけた。

都によると、2013年度以降の5年間に5歳以下の子どものやけど事故が206件報告された。また、アンケート調査では保護者の2割が「実際にやけどをした」(7.3%)「やけどしそうになった」(12.5%)と回答。転倒流水試験では、JIS基準を満たした新品の電気ポットでも、沸騰直後や転倒時の床材が硬い場合には基準値を超えて流水するものがあり、中古品ではパッキンの劣化により基準値を超えて流水する製品が多数あることがわかった。

こうした状況を受け、協議会は「電気ポットに子どもが近づいてしまうことも想定した上で、商品構造やデザインにおいて安全対策を検討する必要がある」と指摘。メーカーに対し…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

関連記事

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. 英国の消費者団体Which?
    英政府は、消費者法に違反する取引行為を行った企業に対し、競争・市場庁(CMA)が直接罰金を科すことが...
  2. ホスピタルダイエット注意
    消費者庁の岡村和美長官は6月19日、今年7月に関係省庁・自治体などと連携して実施する食品に関する夏期...
  3. コンシューマーリポート
    サムスンがツイッター上に、QLEDテレビの定期的なウイルスチェックを勧めるツイートを投稿した後、この...
  4. 神戸
    兵庫県立消費生活総合センターがまとめた2018年度の県内消費生活相談状況によると、苦情相談が前年度比...
  5. 日本消費者連盟
    消費者・市民団体の間から、ゲノム編集食品の対応に関する審査のやり直しと、流通した場合の全面的な情報公...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
  2. チーズフェスタ2018

    2018-11-12

    「チーズフェスタ2018」に7700人 多彩なチーズレシピ

    11月10日(土)と11日(日)の両日、チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は、渋谷区・恵比寿の...
  3. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2018-11-2

    国際葬儀連盟会長に就任 全日本葬祭業協同組合連合会

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月25日に熊本市で全国大会を開き、同連合会副...
  4. 引越安心マークのトラック

    2018-3-6

    「安全・安心」な引越を 「引越安心マーク」制度導入4年目に

    全日本トラック協会、信頼マークとして提示 「引越安心マーク」をご存知だろうか。厳しい基準をクリアー...
  5. チーズフェスタ2017

    2017-11-13

    チーズフェスタに約7千人参加、チー1グランプリも発表

    11月11日と12日の両日、都内で開催されたチーズの祭典「チーズフェスタ」に2日間で延べ7千人を超え...
ページ上部へ戻る