【米国】加州、クロルピリホス使用禁止へ これで3州目

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米国で農薬クロルピリホスを排除する動きが加速している。

カリフォルニア州(加州)は5月8日、子どもや農業従事者、地域社会の健康被害を防ぐため、クロルピリホスの使用を禁止すると発表した。これを受け、食品政策を監視する非営利団体U.S.PIRGは歓迎するコメントを発表した。使用禁止を決めた州はハワイ、ニューヨークに続き3州目となる。

加州は農家への影響を避けるため、570万ドルの資金を準備し、より安全な農薬への移行を支援する方針。完全な移行には6か月から2年かかるとしている。

U.S.PIRGは「農薬散布シーズンに入るため、今回の発表のタイミングは絶妙だった。子どもたちにとって大きな勝利だ」と歓迎するコメントを発表。一方で「最長2年間は乳幼児が危険な化学物質にさらされる恐れがある。健康被害が起きないよう厳重な監視が必要だ」と釘を刺した。

クロルピリホスは、アルファルファ、アーモンド、シトラス、綿、ブドウ、クルミなどの農作物に使われる農薬。加州ではより安全な農薬への移行が進んでいて、過去10年間で使用量が減少。加州での使用量は2005年の200万ポンドから2016年の90万ポンドへと半減していた。

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