The best is yet to be 岡村長官、最後の会見で

消費者庁・岡村和美長官は7月3日、就任期間中の最後の定例記者会見に臨み、「いのちの価値を重視し、多様性を尊重する、そのような気持ちを大事にしている」と自身のこれまでの施策理念を語った。「The best is yet to be」(最上のものは未来にある、これからだ)とも述べ、未来が今より良くなるように、いま、努力を重ねることを消費者庁職員への期待として表明した。岡村長官は7月9日付けで3年間勤めた消費者庁長官を退任する。

岡村和美長官

長官として最後の定例記者会見に臨んだ岡村和美長官(3日、消費者庁にて)

最後となった定例記者会見で岡村長官は、7月に入ってからの西日本を中心とする豪雨災害について被災者へのおくやみと被災防止への避難行動を求めた。また、自身の7月9日付け長官退任について、「消費者庁はまだまだ成長過程の役所。これからの成長に期待している」と述べた。

3年間の就任期間は歴代長官の中で最長となるが、「3年は短い期間だった」とし、「消費者が安心して安全で豊かな消費生活を実現し、誰一人取り残さない社会の実現へ向け、新しい役所として開拓者精神を発揮していく消費者庁の活躍に期待する」と強調した。

その上で、「The best is yet to be」(最上のものは未来にある、これからだ)とも述べ、今よりも、より良くなる社会をめざした努力を職員に期待していることを表明した。

また、法と証拠に基づく法執行の重要性を説明しつつ、「消費者の権利をないがしろにする悪質事業者にはマーケットからの撤退を求め、厳しく対応してきた」とした。

3年間の法執行案件については「一つひとつの事件にドラマがある。証拠に基づく行動を実践する中で、被害を受けた消費者には一刻も早く被害に気付いて欲しいとの思いだった」と振り返った。自身の取組の基本理念について岡村長官は「いのちの価値を大切にし、多様性を尊重すること」とし、その気持ちはいつまでも変わらないと説明した。

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