【米国】プラスチック 6割が「無限にリサイクル可能」と誤解

  • ̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

米国の消費者団体コンシューマー・アクションの調査によると、6割近くの消費者が「プラスチックは無限にリサイクルが可能」だと誤解していることがわかった。こうした誤解が購買行動に影響を与えていることもわかり、同団体は「プラスチックのリサイクルを理解することは環境汚染と埋め立て処分を抑制することにつながる。消費者は廃棄する時のことを考えて商品を選んでほしい」と呼びかけた。

調査は7月、成人の男女1000人を対象にオンラインインタビュー形式で実施した。

その結果、回答者の73%が環境に配慮した購買行動を心がけていたものの、食品包装の素材別購入割合を聞いたところ、プラスチックが全体の31.8%%を占め、以下、紙17.6%、ガラス瓶16.2%、金属缶15.6%などと続いた。

それぞれの包装材について無限にリサイクル可能だと思うか聞いたところ、58%の人がプラスチックを「可能」と回答。そのほかの素材ではガラスが75%、段ボールが71%、鉄が65%となった。最もリサイクルしやすい包装材を一つだけ選んでもらう項目でも、プラスチックは段ボール(34%)に次ぐ上位2番(26%)にあげられた。

食品包装に使われるプラスチックの多くがリサイクルにより品質が劣化する「ダウンサイクル」型素材で、低品位製品に再生されるか、直接埋め立て処理される。そのことを伝えたうえで、プラスチック包装材を無限にリサイクル可能な金属缶やガラス瓶に切り替える企業を支援するか聞いた項目では、8割近くの人が支援を表明した。

コンシューマー・アクションは「リサイクルへの理解が進み、手ごろな価格で提供されるなら消費者はリサイクル可能な包装材を使った食品を喜んで買うようになる」と分析。また、一部の自治体がコスト高を理由にプラスチックリサイクルからの撤退を検討していることについて触れ、同団体は「企業は環境配慮型包装への切り替えを進めていくべきだ」と呼びかけた。

  • ̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

関連記事

消費者運動年鑑2021

ニッポン消費者新聞最新号発刊しました

新着記事

  1. U.S. PIRG
    ◎GAPやPVHが段階的廃止を表明 環境中で分解されにくいことから「永遠の化学物質」と呼ばれるPFc
  2. 欧州消費者同盟
    WHO(世界保健機関)欧州地域事務局が最新報告書を公表し、ヨーロッパにおける肥満の増加を警告した。こc
  3. 消費者庁
    ◎不当表示の放置3カ月 消費者団体は「売り得、買い損」と批判 大幸薬品(大阪府吹田市)は消費者庁のc
  4. ホワイトハウス
    ジョー・バイデン米大統領は5月16日、今月4日に上院を通過した「乳幼児の安全な睡眠法」に署名した。同c
  5. ごみ
    特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象となる廃家電4品目(洗濯機、エアコン、テレビ、冷蔵c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る