【豪州】ヨーグルトにゼラチン添加 表示せず罰金

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は5月15日、ヨーグルト製品にゼラチン成分を使用しながらラベルに表示していなかったとして、クイーンズヨーグルトカンパニーPty Ltdが1万2600ドル(約88万円)の罰金を支払ったと発表した。食品関連の虚偽表示の取り締まりはACCCにとって今年の優先事項であり、今後もオーストラリア消費者法や州の法令の順守を求めていくとしている。

ACCCによると同社は昨年7月2日以降、自社ヨーグルト製品にゼラチン成分(CFT-1含む)を使用しながらラベルに表示していなかった。ゼラチンは動物由来コラーゲンを原料としたたんぱく質が主成分。食感を良くする目的などで使われているが、ACCCは「ヨーグルト市場はゼラチンを使わないことで差別化を図っている背景があり、公平な競争を阻害することが懸念される」と指摘。また、宗教上や倫理上の理由でゼラチンを避けたい消費者がいることを指摘し、表示の欠落を問題視していた。

同社は5月末までに表示を改善するとしている。ACCCはオーストラリア消費者法違反が疑われる事案について侵害通知を行うことができ、今回の罰金は侵害通知に基づいたものだとしている。

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