ワコール、医療用ガウン生産開始 厚労省経由で50万着供給へ

下着大手のワコール(京都市)は7月22日、政府からの要請を受け、医療現場で不足している医療用ガウンの生産に着手したと発表した。9月までに全国7工場体制で約50万着を生産する予定。厚生労働省に納品し、全国の医療現場に供給される。

生産するのはアイソレーションガウンと呼ばれる1回使用の医療用ガウンで、主に手術以外の施術や簡易な処置、面会者・患者用などに使われる。素材には撥水加工を施した不織布を用いるという。

医療現場を支える取り組みの一環で、一般への販売は予定していない。同社は「今後も、社会課題の解決に向けての取り組みを強化し、“経済的価値”と“社会的価値”の創造を両輪に、持続可能な社会の実現を目指します」とコメントしている。

ワコール医療用ガウン生産

医療法ガウン生産現場の様子(プレスリリースより)

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