5Gサービスエリア拡充へ自販機網活用 ドコモとダイドー

NTTドコモ関西支社とダイドードリンコは11月5日、自動販売機を5G基地局化し、サービスエリアを拡充する取り組みを年内にも開始すると発表した。2社によると、自販機を活用した5Gサービスエリアの提供は国内初。

超高速通信の5Gは電波が届きにくい特性があり、現在、各キャリアが補助的な5Gアンテナの整備を急いでいる。ドコモはダイドーと共同して、自販機を活用した5Gサービスエリアの拡充を進める方針。アンテナは自販機の上部に設置し、周波数帯はsub6(3.7GHz帯)。身近な場所に設置される自販機を活用することで、突発的な基地局需要にも早期対応が可能になると見込む。

2社は来年度以降も自販機の5G基地局化を進めていくという。

5Gアンテナ搭載ダイドー自販機

設置を予定する5G基地局アンテナ。自販機はPR用イメージ(ダイドー発表資料より)

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