【米国】家庭用マスクに初の規格 ろ過効率やフィット感を評価

世界最大の標準化機関、米ASTM Internationalが家庭用マスクの規格を策定したことを受け、消費者団体のコンシューマー・リポートは3月1日、歓迎するコメントを発表した。

医療用マスクに関するASTM規格はこれまでにもあったが、一般用マスクの規格は史上初という。コンシューマー・リポートは「新しい規格は消費者とメーカーの両方にベンチマークを提供する。メーカーには規格への準拠が求められ、消費者は認証マークを参考にして商品選択ができるようになる」と指摘している。

ASTM規格「バリアフェースカバー」(F3502)は、マスクにとって最も重要なろ過効率、フィット性能、通気性を評価する規格。そのほか、手入れ方法や使用期間に関する表示方法も盛り込まれているという。同規格は「レベル1」と「レベル2」の二階建てで、高性能な「レベル2」マスクは人の飛沫よりも小さな粒子を50%以上除去する性能が求められる。

規格に準拠したマスクが市場に出回るのは当分先だが、コンシューマー・リポートは「新型コロナウイルス対策として我々はほぼ1年間、布製フェイスマスクを着用してきたが、どの製品を選べば良いか明確なガイドラインがなかった。新しい基準の登場は市販フェイスマスクの品質向上につながり、消費者にはメリットだ」と歓迎している。

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