機能性食品公開請求訴訟、「不開示理由」争点に 提訴から3年🔓

原告側「納得できる説明」要求 被告消費者庁、次回に反論書

消費者庁がまとめた機能性表示食品の事後検証資料をめぐる情報公開訴訟について2月4日、1年ぶりの口頭弁論が東京地裁で開かれた。昨年2月の第10回弁論以降、新型コロナウイルス感染防止対策を背景に弁論期日が延びていた。この間裁判所は、被告消費者庁と原告消費者との間で争点を整理する「進行協議」を開いてきた。当日の弁論では原告側が準備書面を提出。不開示とされた資料について消費者庁の不開示理由は納得できないとし、改めて被告の主張を「あいまい」と反論した。消費者庁は原告の主張に反論する書面を準備していく。次回は4月27日(火)午後2時からの予定。

この裁判は今年2月で提訴から丸3年を経過した。元消費者委員会委員で主婦連合会参与の佐野委真理子さんが、消費者庁を相手取って…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」3月1日号より一部転載)

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