【米国】ポンポン付き子ども用靴下 窒息のおそれでリコール

日本でも販売されているポンポン付きの子ども用靴下――。米国ではポンポンが靴下から外れてしまう製品が見つかり、幼児が誤って口に入れ、窒息する危険性があるとしてリコールが実施されている。

米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、問題の製品は小売業者ノードストローム社が販売した「タッカー&テイト子ども用靴下」。

中国からの輸入品で、今年5月から6月にかけて各地の店舗で販売されたという。価格は3足入り1パックで約12ドル。8月18日から約370足を対象にリコールが開始された。

CPSCは「足首の部分に付いているポンポンが外れる可能性があり、幼児に窒息の危険性をもたらす」として、直ちに使用を中止して事業者に返金してもらうよう呼びかけている。これまでのところ事故の報告はないとしている。

ポンポン付き靴下

米国でリコールが実施されている子ども用靴下。ポンポンが外れて幼児が窒息するおそれがある(CPSC発表資料より)

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. U.S. PIRG
    米国の非営利団体U.S.PIRGは3月18日、ホテル業界に対し、プラスチッ製アメニティグッズから脱却c
  2. 厚生労働省
    厚生労働省のまとめによると、2023年の食中毒発生件数は前年比59件増の1021件で、19年(106c
  3. 2023年度第4回東京都商品等安全対策協議会
    昨年4月に自転車利用時のヘルメット着用が全年齢で努力義務となったことを踏まえ、東京都商品等安全対策協c
  4. 消費税
    米スーパー大手のターゲットは3月14日、アイテム数を10個以下に制限した「エクスプレス・セルフチェッc
  5. 東京消防庁
    歩きながら、もしくは自転車に乗りながらスマートフォンの画面を見たり操作したりする「歩きスマホ」の事故c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る