【米国】永遠の化学物質PFAS アパレル業界でも廃止の動き🔓

◎GAPやPVHが段階的廃止を表明

環境中で分解されにくいことから「永遠の化学物質」と呼ばれるPFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)を廃止する動きがアパレル業界にも広がっている。米国の非営利団体U.S.PIRGなど3団体がアパレル大手30社の環境ポリシーを調査したところ、PFASの段階的廃止に乗り出す企業が徐々に増えていることがわかった。

アパレル業界では防水性や防汚性を高めるためにPFASが広く使われてきたが、3団体は「PFAS汚染を防ぐ上でアパレル産業は重要な役割を果たすことができる。安全な代替品への切り替えは可能であり、すでに取り組みに着手している企業もある。残りの大多数の企業も追随すべきだ」と呼びかけた。

PFASの段階的廃止を表明した企業はアメリカン・イーグル、GAP、ラルフローレン、PVH(トミー・ヒルフィガー、カルバン・クライン、パタゴニアなどの親会社)など。特にパタゴニアは…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」5月1日号より一部転載)

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