Switchドリフト問題 英消費者団体が救済と原因究明求める

ニンテンドーSwitchのコントローラー「ジョイコン」(Joy Con)にドリフト現象(意図しない入力動作)が発生している問題で、英国の消費者団体Which?は6月15日、任天堂に対し、第三者機関による原因究明調査と結果の公表、無償修理対応、受付窓口の周知を要請した。同団体の調査によると、購入者の4割が慢性的なドリフト問題に直面しており、中には技術的な問題だと知らずにコントローラーを買い替えた人もいたという。

調査は今年3月、ニンテンドーSwitchクラシックを購入した919人を対象に行った。その結果、5人に2人(40%)がドリフト現象を経験し、そのうちの約半数が任天堂に連絡せずにコントローラーを買い替えるなどしていた。「技術的な問題であることを知らなかった」「(サポート対象外だと思い)自分で解決する必要があると思った」などの理由が考えられるという。

また、任天堂に連絡した人のうち79%が無料サポートを受けたが、19%が何らかの理由で無料サポートを受けていなかった。ある回答者は「返送用ラベルを印刷するよう指示があったが、自宅にプリンターがなかった」と…(以下続く)

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