PFASの規制強化求めセミナー開催 食の安全・監視市民委🔒

◎緩い基準を問題視、拡大する環境・人体汚染を報告

食品行政を監視し、食品の安全性確保や表示改善実現への活動に取り組む消費者・市民団体「食の安全・監視市民委員会」(共同代表・佐野真理子さん、山浦康明さん)は5月11日、今年度の総会開催前に「PFAS、身近な有機フッ素化合物から身を守るセミナー」を開き、PFAS(ピーファス)の有害性や全国に広がる汚染実態、その防止法などをテーマにした報告を聞いた。

PFAS市民セミナー

セミナーでは全国で検出されているPFASについて対応策が報告された(5月11日)

講師には同会運営委員の1人で科学ジャーナリストの植田武智さんが担った。同会では今年3月、「身近な有機フッ素化合物から身を守る本」というパンフレットを発行している。

PFASは有機フッ素化合物の総称、1万種以上あるとされる。そのPFASが、沖縄や東京・多摩地域の河川・地下水をはじめ、青森から熊本まで、国の暫定目標値を超えて検出され続け、汚染は全国に広がっていることが指摘されている。セミナーでは汚染の拡大に加え、汚染源が特定されていない事例が山積し、地域住民に大きな不安感を与えていることが報告された。植田さんは最大の問題はPFASの難分解性にあるとし……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」6月1日号より一部転載)

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