夏休みに旅行予定7464万人 需要堅調 JTB調査

ことしの夏休み(7月15日~8月31日)に1泊以上の旅行を考えている人は前年比0.8%増の7464万人だったことが3日、JTBの調査で分かった。同社は「連休を取りやすい日並びの良さや賞与(ボーナス)アップで旅行需要は堅調」とみている。

国内外別では国内が7220万人(前年比0.3%増)、海外が244万人(20.8%増)。海外志向が伸び、新型コロナウイルス感染拡大前の水準の9割に回復した。アジア人気が引き続き高く、欧米、オセアニアも復活傾向にある。平均旅行予定費用は物価高、円安の影響で国内が4万6000円(4.5%増)、海外が28万9000円(5.5%増)となっている。総旅行消費額は宿泊代の上昇で4兆264億円(8.2%増)と見込む。夫婦・カップル旅行に加え、男性の1人旅も増えている。

調査は同社が6月、全国の15~79歳の男女1万人を対象にインターネットでアンケートした。

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