自販機で紙おむつ販売、茨城県内に1号機 子育て応援=ダイドー

ダイドードリンコや大王製紙など3社はこのほど、茨城県潮来市の道の駅「いたこ」に飲料とコラボしたベビー用紙おむつ自動販売機を設置した。紙おむつは2枚入りで220円(パンツタイプMまたはL)。子育て世代の外出を応援する取り組みで、今後も設置を進めていくという。

ダイドー紙おむつ自動販売機

お茶や水、果実野菜飲料とともに紙おむつを販売する自販機(報道発表資料より)

ダイドーは自販機の設置・管理・運営を、大王製紙は紙おむつ「GOO.N(グ~ん)2枚入り」の製造を、セコムのグループ会社でメディカル事業を担うセコム医療システムは全体の企画と紙おむつの包装を担当する。

紙おむつは自販機での販売を考慮して、長方形のパッケージを円柱状に丸める包装形態を開発。自販機は飲料とは別に紙おむつ専用の取り出し口を設けた。自販機で販売することより、外出先で24時間いつでも紙おむつを購入できるという。

国は高速道路のサービスエリアや道の駅への子育て応援施設の整備を加速させる方針。これを受け、3社は「おむつのばら売り」で子育て世代の外出を応援し、今後はサービスエリアや道の駅をはじめ、商業施設、公共施設への設置も進めたいとしている。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  2. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  3. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  4. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  5. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る