アビガン「安全性・有効性確認されていない」 薬害オンブズ🔓

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過剰な期待から新型コロナウイルス対策として使用承認がスピード審議で決まりそうなインフルエンザ治療薬「アビガン」(ファビピラビル)――。5月1日、薬害オンブズパースン会議(代表・鈴木利廣弁護士)は、「アビガンは安全性や有効性が確保されていない」「重篤な副作用発生のおそれがある」として、現段階での承認に反対する「意見書」を厚生労働大臣に提出した。安倍首相は5月中に承認をめざす意向を表明しているが、同パースン会議では未知の副作用発生の可能性も指摘している。

厚生労働省が発信する「新型コロナウイルスに関するQ&A」によると、「アビガン」は、「もともと一般的なタミフルなどの薬が無効であるような新型インフルエンザの流行に備えて国が備蓄するために承認された薬」とされ、「一般には流通していない」薬剤。薬害オンブズパースン会議が「普通であれば承認などあり得ない」と問題視するリスクの高い治療薬だ。

それが新型コロナウイルス感染症に対する治療薬として米製薬会社ギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス剤「レムデシビル」とともに、特別に緊急承認できる対象薬剤に急浮上。厚生労働省は早急な承認手続きを実施し、レムデシビルについては5月7日、特別承認した。アビガンも特例を設けて近日中に承認される予定。

だが、医療現場からは、安全性・有効性の科学的根拠がないとして承認反対の意見が強い。薬害オンブズパースン会議は…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」消費者月間特集号より転載)

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