【欧州】不衛生な水道水を供給 消費者団体が返金求め集団訴訟

インド洋に浮かぶレユニオン島の住民の一部に不衛生な水道水を供給したとして、フランスの消費者団体UFC(フランス消費者同盟)は6月1日、水道事業大手Saurの子会社Cise Reunionを相手取り、返金などを求める集団訴訟を起こしたと発表した。

レユニオン島はフランスの海外県。UFCによると、Cise Reunionは5自治体(サントマリー、サンアンドレ、サラジー、サンブノエ、レアビロン)の住民8万人以上に対し、品質基準に満たない不衛生な水道水を5年以上に渡り供給してきた。UFCは公的手続きに基づく通知を送ったが、同社からこれまで明確な回答が得られなかったという。

UFCは1日、集団訴訟に踏み切り、現地のサンドニ・ド・ラ・レユニオン司法裁判所で手続きを開始した。購入を余儀なくされたボトル入り飲料水の5年間分の代金(1人1日当たり1.5リットル分)と同社に支払った水道料金の返金を求めていく。

UFCは「水道水を飲む権利を誰もが持っている。Cise Reunionは飲料水供給業者としての義務を果たさなかった」と指摘している。

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