【米国】自宅の消火器、半数の人が期限切れ 消費者団体調査

米国の消費者団体コンシューマー・リポートが実施した調査によると、自宅に消火器を設置している68人のほぼ半数が20年以上前の消火器を使用していることがわかった。同団体は「火災を防ぐには警報器と消火器は必需品。適切に準備しておいてほしい」と呼びかけている。

消火器の寿命は通常12年だが、半数が20年以上たった消火器を設置していた。また、18人が低圧、さび、傷、へこみなどがみられたと報告。3人はプルピンなどに問題があり、使用できなかったことがわかった。

コンシューマー・リポートはホームページにおいて、正しい設置場所や設置方法をイラストで紹介するとともに、「キッチンでは、コンロ付近ではなく、少し離れた場所に設置すること。調理時に炎や煙が発生した際、消火器に近づけなくなるおそれがある」とアドバイス。また、シンクの下への設置は湿気による損傷が発生すると注意を呼びかけた。

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