多重債務者を支援 21拠点で無料カウンセリング 宮下洋さん🔒

日本クレジットカウンセリング協会理事・事務局長 宮下洋さん
◎消費者保護し消費者信用市場の健全化・活性化へ

公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)。多重債務者の生活再建を支援し、電話相談・無料カウンセリング活動を実施している。理事及び事務局長の宮下洋さんが指摘する。

「当協会は消費者保護を図りつつ、消費者信用市場の健全化と活性化を目指しています。電話相談と無料カウンセリング(全国21拠点の相談室)を推進、公正・中立を基本とし、多重債務者に寄り添って生活再建を実現する、今後リモートカウンセリングなどICTを活用してデジタル社会のニーズに応えていく、そのような体制へと整備していければと思います」

日本クレジットカウンセリング協会宮下洋理事

同協会が6月にまとめた「令和4年度事業報告書」によると、昨年度の多重債務電話相談は4000件台。新規のカウンセリングは約800件、延べカウンセリングは約2400件。それを月平均で見ると、電話相談件数や新規カウンセリング件数が前年同月比で増加した月も。2年前に比べると明らかに増えている。

「注意したいのが今年度の状況です。今年7月までを前年同月比ごとに見ると電話相談をはじめ新規および延べカウンセリングの件数が増加し、また司法統計によれば自然人の自己破産も増えている。今年1月からゼロゼロ融資の返済がスタートしたことも一因ではないかと推測されます」

コロナ禍対応として導入された中小企業向け無利子・無担保のゼロゼロ融資。返済猶予期間が終了したものの返済も借り換えもできない……(以下続く)

(本紙9月1日号「消費者問題はいまー提言」欄より一部転載)

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