消費者志向経営優良事例、7社を表彰 大臣表彰はマルハニチロ🔒

◎一方で不適正事業展開の10社を削除

消費者経営に関する優れた取組を実践する事業者を表彰する「消費者志向経営優良事例表彰」の令和5年度選定事業者が1月23日、消費者担当・自見英子大臣により発表された。大臣賞1社、特別表彰2社、消費者庁長官賞の4社が決定した。その一方、昨年12月にはビッグモーターの不正に関与し保険業法に基づく業務改善命令の行政処分を受けた損保ジャパンなど損害保険関連会社10社が消費者庁ホームページの消費者志向自主宣言事業者一覧から削除された。同表彰制度は、消費者志向経営を社会的に推進することを目的に導入され、最初の表彰事業者に損保ジャパンも選定されたことがある。制度の運用を担う推進組織には消費者団体、事業者団体、消費者関連専門家団体が入り連携して信頼確保への運用に取り組んできた。推進組織の事務局は消費者庁が担っている。

自見大臣が1月23日に発表した令和5年度消費者志向経営優良事例表彰は6件7社。大臣表彰は「マルハニチロ」。魚類の養殖など環境負荷の軽減や水産資源保護に取り組み……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」2月1日号より一部転載)

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