【欧州】予約サイトの「残りわずか」表示 4割が「圧力感じる」

チケット転売サイトやホテル予約サイトなどで目にするプレッシャーセリング(圧力的販売方法)について、ユーザーの38%が注文する際に圧力を感じていることが、ドイツの消費者団体vzbvの調査でわかった。調査を担当したタジャナ・ハルム氏は「ユーザーは短時間で決断を迫られ、比較や検討ができない状況に置かれる」と指摘。こうした商法が消費者の利益を害しているとして、現行の消費者関連法による取り締まりを求めた。

調査結果によると、オンライン注文サイトに導入されているプレッシャーセリングについて、平均して38%のユーザーが「(急いで注文しなければいけないとの)圧力を感じる」と回答。在庫切れが近いことを知らせる「残りわずか」との表示は45%、注文可能時間がカウントダウンされる「タイマー(時間制限)」表示は55%のユーザーが圧力を感じていた。また、18~37%の人が「注文前に契約条件を確認できない」「他のサイトとの比較ができない」と答えた。調査は昨年11月、18歳以上の506人を対象に実施した。

ハルム氏は「サイト運営業者は注文を出す消費者の利益を確保する責任を持つ。こうした商慣習は消費者に害を及ぼす可能性があり、現行法を適用することで規制できるはずだ」と訴えている。

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