ACAP消費者問題に関する「わたしの提言」、募集開始

公益社団法人ACAP(消費者関連専門家会議、村井正素理事長)は、消費者問題に関する「わたしの提言」の論文募集を開始した。「わたしの提言」事業はACAPが1985年から実施してきたもので、消費者問題に関する社会的関心の醸成を目的にしている。今年度は7テーマで論文を募集する。締切は10月31日。

ACAPは、企業や団体の消費者関連部門の責任者・担当者で構成する公益社団法人。「消費者志向経営推進」を活動テーマの1つに置く。1985年以降毎年「ACAP消費者問題に関する私の提言募集」を実施し、最優秀作品には「内閣府特命担当大臣賞」などを授与してきた。

論文応募資格は一般および学生(18歳以上、グループも可)。論文は2千字から8千字でまとめたもの。今年のテーマは次の7つ。

 (1)わたしが考える消費者教育
 (2)インターネット社会と消費者課題
 (3)エシカル消費で未来を変えよう
 (4)SDGs~企業の消費者志向を考える~
 (5)バリアフリー社会の実現に向けて
 (6)豊かな未来へ~もったいないから始めよう!~
 (7)消費生活に関する自由課題(テーマ自由)

応募締切は10月31日(土曜日、当日消印有効)。優れた内容に対しては、最優秀賞の特命担当大臣賞のほか、「最優秀ACAP理事長賞」なども用意している。外部から5人の有識者を招いて審査会を設置。審査委員で審査・決定する。詳細はACAPホームページで。

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