【豪州】今年の残念賞にカンタス航空 遅延頻発、電話つながらず

消費者を混乱させた今年最悪の商品・サービスを選ぶ「ションキー・アワード」(主催・消費者団体CHOICE)の受賞者が発表され、カンタス航空など5件が表彰された。カンタス航空はナショナルフラッグキャリアであり、国民の誇りとして愛されてきた企業。しかし、パンデミック発生以降、遅延の頻発や顧客対応の不備などで評価が急落し、CHOICEは「格安航空のレベルにまでサービスが低下し、消費者を失望させた」と指摘している。

ションキー・アワードは今年で17回目。消費者から寄せられる苦情やトラブル事例などをもとに商品テストや調査を行い、その年のワースト企業を発表してきた。これまでの受賞企業は120社以上にのぼる。不名誉な賞を贈ることで企業に改善を呼びかけてきたが、受賞を繰り返す企業も多い。

カンタスも2009年からの再度の受賞。今年7月の遅延率は全航空会社で最悪の52.9%にのぼり、手荷物の紛失トラブルも多発した。払い戻しやバウチャーに関するトラブルも相次いだほか、コールセンターにつながるまでの電話の待ち時間(今年9月調査)は平均21分、最大50分かかるなどした。CHOICEは「今年、会員からの苦情が最も多かった企業がカンタスであり、うなずける結果だ」とコメントしている。

そのほかの受賞者は、遅配が多発し、低品質な花が届くオンライン花屋、金利が高い動物病院向けローン商品、自動調理をうたいながら完成した肉料理に火が通っていなかったデジタル調理器具、野菜増量とうたいながら含有量が少ないチキンナゲットとなった。

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