【英国】自動授乳枕に窒息死リスク 当局「直ちに使用中止を」

枕に哺乳瓶を固定して、赤ちゃんが自分でミルクを飲めるようにした「自動授乳枕」について、英製品安全基準局(OPSS)は11月30日、死亡事故につながる可能性があるとして、直ちに使用を中止するよう警告した。販売事業者には市場から撤去するよう指示した。安全基準に適合しておらず、窒息や誤嚥性肺炎のリスクがあると指摘している。

自動授乳枕

使用中止と市場からの撤去が呼びかけられた「自動授乳枕」。窒息と誤嚥性肺炎のリスクがある(英製品安全基準局発表資料より)

消費者団体Which?によると、同製品は一種のハンズフリー製品で、授乳の際に親の手が解放されることを売りにした「哺乳瓶ホルダー枕」。赤ちゃんの口から哺乳瓶がこぼれないよう伸縮性のあるポーチが付いているという。大々的に販売されているわけではないが、一部の小売店とオンラインで売られており、ある通販サイトでは「Baby Self Feeding Pillow」という名称で、17ポンド(約2800円)で出品されていた。

哺乳瓶からミルクが大量に流れ出ると赤ちゃんが窒息する恐れがあり、OPSSは「赤ちゃんは液体の流れを制御する能力がない。哺乳瓶がクッションに固定されているため、赤ちゃんは授乳口を口から外せない恐れがある」と指摘している。購入者に対し、「直ちに使用を止めて廃棄すること」と安全警告を発している。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. フランス消費者同盟
    動画投稿アプリ「TikTok」の複数のインフルエンサーが日焼け止めの危険性をあおり、使わないよう推奨c
  2. NCL
    米大リーグ、ワシントン・ナショナルズが観戦チケットを販売する際、手数料を開示していなかったなどとしてc
  3. 食品安全委員会
    食品安全委員会は7月23日、アレルゲンを含む食品のファクトシート(科学的知見に基づく概要書)を公表しc
  4. 東京都庁
    東京都は7月18日、2023年度インターネット広告監視事業の結果を公表した。1万6000件の広告につc
  5. コンシューマーリポート
    米消費者団体コンシューマー・リポートは7月12日、果物や野菜を洗う最も良い方法を示し、重曹や酢を用いc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る