【英国】自動授乳枕に窒息死リスク 当局「直ちに使用中止を」

枕に哺乳瓶を固定して、赤ちゃんが自分でミルクを飲めるようにした「自動授乳枕」について、英製品安全基準局(OPSS)は11月30日、死亡事故につながる可能性があるとして、直ちに使用を中止するよう警告した。販売事業者には市場から撤去するよう指示した。安全基準に適合しておらず、窒息や誤嚥性肺炎のリスクがあると指摘している。

自動授乳枕

使用中止と市場からの撤去が呼びかけられた「自動授乳枕」。窒息と誤嚥性肺炎のリスクがある(英製品安全基準局発表資料より)

消費者団体Which?によると、同製品は一種のハンズフリー製品で、授乳の際に親の手が解放されることを売りにした「哺乳瓶ホルダー枕」。赤ちゃんの口から哺乳瓶がこぼれないよう伸縮性のあるポーチが付いているという。大々的に販売されているわけではないが、一部の小売店とオンラインで売られており、ある通販サイトでは「Baby Self Feeding Pillow」という名称で、17ポンド(約2800円)で出品されていた。

哺乳瓶からミルクが大量に流れ出ると赤ちゃんが窒息する恐れがあり、OPSSは「赤ちゃんは液体の流れを制御する能力がない。哺乳瓶がクッションに固定されているため、赤ちゃんは授乳口を口から外せない恐れがある」と指摘している。購入者に対し、「直ちに使用を止めて廃棄すること」と安全警告を発している。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  2. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  3. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  4. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc
  5. 警察庁
    警察庁がまとめた生活経済事犯の検挙状況によると、2023年に全国の警察が摘発した特定商取引等事犯は前c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る