【米国】肉の「抗生物質不使用」表示 裏付け確認を強化へ🔒

肉類に自主的に表示されている「抗生物質不使用」や「牧草飼育」などの動物飼育に関するラベルについて、米農務省(USDA)は6月14日、表示の裏付け確認を強化する新たな取り組みを始めると発表した。不適正な表示が行われているとの研究結果が報告されたほか、複数の業界から監視の強化を求める要望が寄せられていた。トム・ヴィルサック農務長官は「USDAの検査マーク付き製品に表示されるラベルは正確でなければならない。動物飼育に関する表示の完全性を確保し、適正に表示している生産者が公平に競争できる市場を提供するために我々は行動を起こす」と表明した。

動物の飼育方法に関する強調表示は自主的なマーケティング表示だが、農務省食品安全検査局(FSIS)のガイドラインに基づき、事前の承認申請が必要。しかし、ジョージ・ワシントン大学抗生物質耐性対策センターによる2022年の調査研究では……(以下続く)

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